歩く時計
元気だった頃、片道4kmを、徒歩通勤していた。
すると、あることに気づく。
それは、すれ違いの法則。
決まった時間に、決まった場所で、決まった人や車と、すれ違うのだ。
自分もそうだが、相手も、8時までには、目的地へ着かねばならない。
すると、逆算して、家を出る時間が決まる。
通る道も同じだから、不測の事態でも起こらなければ、必ず、すれ違うことに。
ひょっとしたら、私の方が、目立っていたかも。
当時、朝から歩く人など、目にしなかったからだ。
だとしたら、私の方こそ、時計代わりだったろう。
ここですれ違ったから、ちょっと遅れてるかな、などの。
ここまでお読みいただき、ありがとうございました。
これからの一日が、あなたにとって良き日でありますように。
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