一枚また一枚か
カレンダーを、一枚破る。
破った先には、次の月。
新しく、何かが生まれたのじゃない。
次の月は、既に、そこに在った。
ただ、前の月が、立ち去っただけのこと。
その立ち去ったのは、何か?
自分の持ち時間そのもの。
カレンダー一枚分の時間が、消えて行った。
手元には、何が残ったか?
何も残らなかったなどと、口が裂けても言わぬ。
自分で自分の価値を否定するなど、許すわけにはいかないから。
ここまでお読みいただき、ありがとうございました。
これからの一日が、あなたにとって良き日でありますように。
| 固定リンク
コメント